輪番挨拶
※輪番とは・・・・当別院の代表者のことです。
遠慶宿縁 (遠く宿縁をよろこぶべきなり)
この度、東本願寺沖縄別院の輪番を拝命いたしました。
これまで20年余りの間、沖縄開教本部、沖縄別院に関わりながら、本当の多くの方々から念仏の教えに出会う機縁をいただきました。
本願念仏の教えを聞いて、喜ばれる皆さまの姿に出遇った時は、私自身もうれしく感じることが多々ありました。その方々の中には、私に念仏の教えを聞いていくことを励ましてくれる方もおられました。
また仏教徒でない人々との交流を通して、仏教または宗教とは何であるのかということを直接・間接的に教えていただきました。
2010年に沖縄別院が設立される少し前から始まった土曜礼拝では、私も幾度となくお話しさせていただきました。
つたない話を辛抱強く聞き続けてくれた同行の皆さまには、これまで本当に私をお育ていただいたという思いが強くあります。特に、その当初からほぼ毎週欠かさず参詣され続けた故翁長政孝さんには甚深の感謝を申し上げたいと思います。
この度、東本願寺沖縄別院の輪番を拝命いたしましたが、これまでと特に私自身の在り方が変わるわけではありません。
今後も皆さまと共に、浄土を拠りどころとして、私たちが生きている課題山積の今、この社会で、大切に生きてゆきたいと思います。
至らぬことだらけではございますが、共に念仏の教えを聞かせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
長谷 暢(ながたに まさし) 釋良暢
生まれ | 1973年 |
出身地 | 滋賀県 |
経歴 | 琉球大学の学生時代を含めると4半世紀を沖縄で過ごしています。沖縄の美しい海が大好きです。琉球・沖縄の仏教史(特に浄土真宗)や旧南洋群島における仏教の歴史、ハンセン病問題、非戦・平和の取り組みに関心をもっています。法事の際は沖縄の仏教にまつわるお話をさせていただいております。 |
所属僧侶
西田 和正(にしだ かずまさ)
釋和導
大学卒業後、飲食業の傍ら心理学を学び、心理カウンセラー養成機関での講師の職を経て29歳の時、一念発起し東本願寺の僧侶となる。大阪の寺院で2年間勤めた後、来沖。大谷専修学院卒。
岸本 雄志(きしもと たかし)
釋大蓮
ハイサイ、やんばる生まれ・宜野湾市大山育ちの地元の僧侶です。普天間高校・沖縄国際大学卒業後に福祉施設勤務、利用者さんと関わる中、このままでいいのかと悩む中で得度、大谷専修学院卒業後、東本願寺沖縄別院で法務員として念仏のある生活をさせていただいています。お念仏をしながら地域の方々と関わりを大切にしていきたいです。
饒波 聖(のは ひじり)
釋明月
2024年3月に京都にある大谷専修学院を卒業し現在、東本願寺沖縄別院にて法務員とし活動しています。
以前、葬儀に携わる仕事をしており人の生死とは何かという問いをもってました。
悲しみ、苦しみと、どう向きあえば良いのか何を「よりどころ」とし生きて行けば良いのか、これからも皆様と朋に学び念仏申してまいります。